レリアンは、セーレンとの協業を強化している。セーレンのデジタルプロダクションシステム「ビスコテックス」とバーチャル試着のシステムを活用したドレスのパーソナルオーダー「ハロー・マイドレス」の販売店を今月下旬から常設6店に拡大する。同時に昨秋から60店で販売を始めたセーレンが製造する基礎化粧品も、独自の包装に一新してレリアンの化粧品ラインとし、26日から250店で販売を開始する。サステイナビリティー(持続可能性)や品質を重視した物作りへの思いの共感を背景に、今後も両社での取り組みを拡大する計画だ。
(河邑陽子)
ハロー・マイドレスは、セーレンが開発した企画から生地、製造、販売まで一貫生産するITを使ったオーダーシステム。ビスコテックスにより、小ロット、短納期、在庫レス、オンネット、カスタマイズを実現したもの。
レリアンは先端技術を使い、色柄や形を選ぶ楽しさを提供でき、限られた資源を有効に使う環境に優しい新しいビジネスの形として導入。今年4月に伊勢丹新宿本店と博多阪急、5月にはJR名古屋高島屋でサービスを開始した。
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