24年のEC市場 消費者向けで前年比5.1%増 衣料品・服飾雑貨は4.7%増 経産省調べ

2025/08/26 17:30 更新NEW!


 経済産業省は、24年の電子商取引の市場調査結果を公表した。

 それによると、昨年の国内の消費者向けのEC市場規模は26兆1225億円(前年比5.1%増)、企業間取引の市場規模は514兆4000億円(同10.6%増)となった。EC化率は消費者向けが9.8%(0.4ポイント増)、企業間取引が43.1%(3.1ポイント増)だった。

 消費者向けECの分野別市場規模は物販系が15兆2194億円(3.7%増)、サービス系が8兆2256億円(9.4%増)、デジタル系が2兆6676億円(1%増)。物販系のうち、「衣類・服装雑貨等」は2兆7980億円(4.7%増)で、EC化率は23.3%(前年は22.8%)に上昇した。生活雑貨・家具・インテリアは2兆5616億円(3.6%増)、EC化率は32.5%(31.5%)だった。

 また、個人間ECの市場規模(推定)は2兆5269億円(1.8%増)、越境EC購入額は日本が4410億円(4.8%増)、米国が2兆7144億円(7.3%増)、中国が5兆7769億円(7.2%増)。中国消費者による日本事業者からの越境EC購入額は2兆6372億円(前年比8.5%増)だった。

関連キーワードピックアップニュースデジタルニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事