台北最後一片淨土(柏木均之)

2013/06/27 11:54 更新


柏木です。 台湾に出張に行ってきました。 ビームスさんの台北初出店の取材です。
詳しくは繊研新聞の6月20日付紙面で報道してますんで、ご一読ください。 ビームスさんが出店したのは「富錦街」。
写真で見ると、界隈の様子はこんな感じ。



  松山空港に程近い場所ですが、昔米軍が駐留していた時期に将校さんたちが 住むために区画整理した地区らしく、年代モノの住宅が街路樹に沿って立ち 並んでいます。
原付やクルマがみっちり停まってはいますが、道が広いんで、 市内の他の場所にくらべ、街全体がすっきり見え、アジア都市特有の圧迫感 があんまりないです。  




喧騒を嫌うお金持ちが暮らす一角らしいのですが、ここ数年でカフェや雑貨店な どができ、クリエーターのオフィスなんかも増えてきているそうです。平日であ れば、人の往来も少なく、繁華な台北市内でも、のんびり過ごせるオアシス的な 場所として、現地でも注目度が高まっているらしいです。
ここまで書いてきて白状しますが、弊社サイトの編集担当・永松からブログをやれ、 とさっき言われて、これを書いています。写真も2枚しか撮っていません。後は 想像するか、検索するかして、補ってください。
 いい場所でした。暑かったけど(写真を撮影した日の気温は35度。湿度も60%は 越えていました。朝稽古終わりの力士に抱き締められているような感じです)。 日本の大手の小売さんは、海外出店ということになると、まずは市場として一番 デカイ中国を最優先に考えるケースが多いようですが、セレクトショップのよう な立ち位置の企業の場合、ひょっとしたら台湾で先行したほうが、上手く行き易 いのかな、と今回の取材を通じて思いました。 なんでそう思ったかは、次回に。




かしわぎ・まさゆき 20余年にわたり、川上から川下まで取材をしてきた記者が1億コ(自己申告)のネタから選りすぐりを披露します。編集部記者。92年入社、大阪支社で商社など川上分野とアジアを長年取材。02年に東京本社転勤、現在、セレクトショップや外資系チェーン店などを担当。統計資料なども司るデータ番長




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