新「渋谷パルコ」 グランドオープンは11月22日

2019/08/21 06:28 更新


 パルコは新しい渋谷パルコのグランドオープン日を11月22日に決めた。現時点で決まったテナント数は192店で、年間テナント売上高約200億円を計画する。

(有井学)

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 次世代ファッションブランドやデザイナーのインキュベーションを目的とし、3階と4階に開設する直営自主編集型売り場の出店テナントも決まった。

 3階の「カイザーパルコ」にはレディス「エリン」の直営1号店、同「グリードインターナショナルトウキョウストア」の商業施設内1号店、同「アウラ」、レディス・メンズ「パメオポーズ」、同「ベストパッキングストア」の商業施設内1号店、メンズ「シブヤソーシャルウェーブ」の直営1号店、同「ファンダメンタル」の商業施設内1号店、シューズ「フラワーマウンテン」の直営1号店が入る。

 4階の「ポートパルコ」にはレディス・メンズ「ミントデザインズガレージストア」、パルコの直営セレクトショップ「ミツカルストア」とアシッドギャラリーの協業店舗で、ファッション・雑貨、アート関連商品を扱う「カルチャーショップ・バイ・ミツカルストア、アシッドギャラリー」、東京都から業務委託を受けて、東京を中心に活動するデザイナーを支援する期間限定店「デザイナーポップアップショップ」(仮称)が入る。デザイナーポップアップショップは来年3月末まで開設、「バルムング」「ボディソング」「メアグラーティア」「ミドラ」「ネイプ」「ノブユキマツイ」「ノントーキョー」「テンダーパーソン」が出店する。

 オープン広告のクリエイティブディレクターには「ロエベ」「アレキサンダー・マックイーン」などとの協業広告を手掛けたフランスのクリエイティブユニット「エムエムパリス」、フォトグラファーには「ミュウミュウ」「ルイ・ヴィトン」などの撮影で知られるヴィヴィアン・サッセンを起用する。

 同施設は16年8月から一時休業している渋谷パルコパート1とパート3を一体で再開発し、地下3階~地上19階の複合ビル(延べ床面積約6万4000平方メートル)として開業する。パルコは地下1階~地上9階と10階の一部で、延べ床面積約4万2000平方メートル。

オープン広告には仏クリエイティブユニット「エムエムパリス」をディレクターに起用


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