【ニューヨーク=杉本佳子通信員】25年春夏ニューヨーク・ファッションウィークは、街中でファッションウィークの存在感を高めようとする動きが活発になっている。ロックフェラーセンターのスケートリンクには、ショーを映し出すパブリックビューイングの大きなスクリーンが設置された。大統領選挙を2カ月後に控え、公式日程の初日9月6日は、ファッションデザイナーたちが投票を呼びかける集会を組織。ファーストレディーのジル・バイデン博士、トム・ブラウンらがスピーチし、マイケル・コースやトリー・バーチなど参加者全員が「FASHION FOR OUR FUTURE 」と書かれたTシャツを着て、メーシーズ前からブライアントパークまで行進した。アート&デザイン美術館は同日にニューヨーク市国際ファッション映画祭を開いた。
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