25~26年秋冬パリ・メンズファッションウィーク 存在感を増す日本ブランド

2025/01/29 06:30 更新有料会員限定


 【パリ=小笠原拓郎】25~26年秋冬パリ・メンズファッションウィークで目立つのは日本から参加しているブランドだ。資本力のあるビッグブランドが目立つ中、インディペンデントの日本のブランドが存在感を高めている。ガラパゴス的に日本に残っている物作りの背景とファッションへの情熱が、日本のブランドを支えている。

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 得意のニットを軸にしたスタイルで始まったサカイのメンズは、いつになく構築的なテーラードスタイルへと続く。スーツは身頃が二重になったようなディテールで、襟の部分を2枚重ねるようにして遊んでいる。前シーズン見せた大きなサイドポケットを生かしたパンツは、すっかりアイコンのようになった。スーツはこのポケットを生かし、大きなテーパードシルエットに仕上げた。

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