香港のフェニックス・グループ・ホールディングスは、ブランド事業やカシミヤ紡績糸の販売などで中国市場向けを強め、着実な成長を目指す。
(高田淳史)
「アンテプリマ」などのブランド事業は、香港のデモの影響を受けるまでは昨年と比べ3~4%増ペースで推移していた。「6、7月はデモの影響はそれほどなかった」(アンソニー・キョン社長兼CEO=最高経営責任者)と6月は9%増、7月は月末の台風の影響などもあったが2%減。「デモだけならそれほど影響はないが、暴動になると大きく響く。また中国人観光客の比率が高い店は客数が減り、ダメージが大きい」としてアンテプリマの香港・ハーバーシティ店などが苦戦する。
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