フェニックス・グループHD 中国で着実な成長見込む

2019/09/13 06:27 更新有料会員限定


アンソニー・キョン社長兼CEO

 香港のフェニックス・グループ・ホールディングスは、ブランド事業やカシミヤ紡績糸の販売などで中国市場向けを強め、着実な成長を目指す。

(高田淳史)

 「アンテプリマ」などのブランド事業は、香港のデモの影響を受けるまでは昨年と比べ3~4%増ペースで推移していた。「6、7月はデモの影響はそれほどなかった」(アンソニー・キョン社長兼CEO=最高経営責任者)と6月は9%増、7月は月末の台風の影響などもあったが2%減。「デモだけならそれほど影響はないが、暴動になると大きく響く。また中国人観光客の比率が高い店は客数が減り、ダメージが大きい」としてアンテプリマの香港・ハーバーシティ店などが苦戦する。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事