昨年6月から8月にかけてロンドンで開催され、6万5千人以上の来場者を集めるなど話題となった「リターン・オブ・ザ・ルードボーイ展」の海外初となる巡回展が、東京・原宿のラフォーレミュージアムで開かれる。3月20日(金)から3月26日 (木)まで。
ルードボーイとは、第二次世界大戦後に英国に移住したカリビアンの若者のうち、ファッショナブルなストリートカルチャーにのめり込んでいったものを指す。60年代にはクールな存在として見られ、その後、70年代の後半から80年代の初めに復活した。さらにここに来て、再び英国での注目が高まってきた。
今回の主役、展覧会に作品を供するフォトグラファーのディーン・チョークリーとスタイリストのハリス・エリオットの写真の被写体は、それぞれがスタイルを持った個性的に着こなしで、説明の要らないルードボーイそのもの。イメージ、フォルム、インスタレーション全てがその時代の人々のライフスタイルをクールに表現している。
ディーン・チョークリー UKを拠点に活躍する才能ある名高いフォトグラァー・ フィルムメーカー。今までに多くの音楽アルバムや雑誌のカバーを飾る。好奇心旺盛なディーンは、多岐にわたるジャンルやスタイルにも興味があり、音楽も創り上げてしまう程のマルチクリエーターでもある。
ハリス・エリオット クリエイティブディレクターにしてスタイリスト、デザイナー。スタイルとカルチャーを融合させて創り上げるスタイリングに定評があり、ジャマイカ、キングストンのカルチャーとオリンピックとの融合や、ミュージシャンのスタイリング、東京でのコレクションのディレクションまで多岐にわたって活躍。
