【ミラノ＝高橋恵通信員】「ロベルト・カヴァリ」の新クリエーティブディレクターにノルウェー出身のデザイナー、ピーター・デュンダスが就任した。先月の15～16年秋冬コレクションで、08年から７年間クリエーティブディレクターを務めた「エミリオ・プッチ」を辞任していた。ロベルト・カヴァリのメンズとレディスのプレタ、洋品、ライセンス商品を担当する。コミュニケーションとマーケティング戦略にも参画する。
デュンダスは、ニューヨークのパーソンズで学んだ後、フランスの「コメディー・フランセーズ」のコスチュームデザインアシスタント、「ジャンポール・ゴルチエ」「クリスチャン・ラクロワ」のデザインオフィスを経て、02年から05年までロベルト・カヴァリのチーフデザイナー。その後、「エマニュエル・ウンガロ」エミリオ・プッチのクリエーティブディレクターを務めた。
