26年春夏パリ・メンズファッションウィーク 焦点はクラフトテクニック

2025/07/01 06:30 更新有料会員限定NEW!


 【パリ=小笠原拓郎】26年春夏パリ・メンズファッションウィークは、注目のデザイナーのコレクションが相次いだ。ジャカードを加工して古着のように見せるテクニックやレザーのカットワークなど、クラフトテクニックをどう取り入れるかが焦点となっている。

(写真=ジュンヤワタナベ・マン、エルメス、アミリは大原広和、ほかはブランド提供)

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アンティークファブリックを生かしたモードなスタイル

 ジュンヤワタナベ・マンはアンティークファブリックを再現したジャケットを軸に新作を披露した。それは、04年秋冬コレクションで見せたアンティークのインテリアファブリックのテーラードスーツを改めて解釈したもの。ジャカードのジャケットは古ぼけて擦り切れそうなものもある。そのアンティークな風合いが特別な存在感を放つ。デニムもこれまでとは一味違う。これまでは5ポケットのトラディショナルなシルエットが多かったが、春夏はフレアラインの色気のあるもの。

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