しまむらのDX 1400店余の特性捉え発注支援 標準化した売り場で効果

2021/08/26 06:27 更新会員限定


 しまむらがDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを進めている。「やることはたくさんある」(鈴木誠社長)としており、マンパワーによる問題点を減らし、データを積み上げながら販売力強化から発注の精度向上、効率化などにつなげる。

(田村光龍)

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 9月にiPadを各店にさらに1台導入、1店2台体制にする。「ファッションセンターしまむら」業態の店舗全体のレイアウトを、20年型として標準化を追求したものに切り替え、iPadによって好事例を画像で共有する売り場作りの効果が出ている。「去年までは残っていた、できていない売り場がなくなった」という。iPadを増やすことで店舗の全員参加を促す。今後は期日通りに新商品の売り場に移行することの徹底などを目指す。

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