湘南モールフィル(神奈川県藤沢市、運営は大和ハウスリアルティマネジメント)は、開業から20年を経て地域に定着、競合施設とすみ分けながら「狭商圏を深掘り」(牧友彦支配人)して客数を確保、売り上げを伸ばしている。
(田村光龍)
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同施設の開業は03年。大和ハウスグループ初の大型インモールとしてJR東海道線の藤沢駅と辻堂駅の間の工業が多かった地域で開発された。2層の営業面積は3万3000平方メートルで、テナント数は100。以降に商圏内に開発される広域型SCに比べれば小ぶりだが、70店余りのテナントを備えるSC形式の「ミスターマックス」と隣接、商業立地を創出しており、競争力を保っている。
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