アウトドア手ぬぐい「チャオラス」 “手ぬぐい以上タオル未満”で海外へ

2023/12/20 11:30 更新有料会員限定


 アウトドアブランド「チャオラス」のスポーツ手ぬぐいを手掛けるスタジオ・ワット(大阪市)は今年夏の販売が好調だったことから、さらにブランド認知度を向上させ、市場開拓を進める。今年春から開始した海外販売も韓国や台湾、香港などに続いて、カナダなど「自然が豊かな国に販路を広げたい」(宮本基広社長)考えだ。

(小田茂)

 宮本社長は祖父が堺市で営んでいた手ぬぐいの産元商社に勤めていたが、14年に独立。繊維製品を中心とした企画開発、ブランディングを手掛け、「ビームスジャパン」の法被やクラフトビール「よなよなエール」のイベントグッズも製作した。しかし、OEM(相手先ブランドによる生産)主体では取引先の受注に左右されて不安定なため、独自ブランドの開発に着手、アウトドアブームもあり、14年にチャオラスを開始した。

 スポーツ手ぬぐいは知多産地の綿素材を使い、和歌山で縫製、堺で染色加工する100%国内生産にこだわっている。通常の手ぬぐいのサイズは横90センチ・縦34センチが定番だが、チャオラスは横110センチ・縦31センチとスポーツタオルに近いサイズ感にしている。

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