ステラ・マッカートニーは24日、青山の旗艦店をみゆき通りに移転オープンした。南青山に路面店をオープンして6年、静かな路地から、ラグジュアリーブランドが軒を連ねる目抜き通りに売り場を移して新たにブランドを発信する。
店の特徴は、シンプルなキューブ型のフォルムと造形的なメッシュファサード。これまでよりもモダンでシックな印象が強まった。みゆき通りに面した全面ガラス張りのウインドーも目玉のひとつ。昼間は開放的なウインドーだが、夜になると一転、大型のデジタルプロジェクションに切り替わり、オリジナルコンテンツを通りに向けて上映する。良いものを継承しながら、新しいことを取り入れるというステラ社の理念を反映した店に仕上がった。
売り場面積は移転前とほぼ同じ170平方㍍で、地上2階地下1階の3フロア。1階はバッグやシューズなどアクセサリーが中心、2階はウエア、地下一階にはキッズが揃う。売り場ではライトグレーのコンクリートをメーンマテリアルにした壁や什器と、春夏のカラフルなウエアのコントラストが楽しめる。