繊維リサイクル技術を持つ欧米などの企業で構成する「T2Tアライアンス」は、EU(欧州連合)が導入するエコデザイン規則(ESPR)に対し、リサイクル素材の使用義務化などを盛り込んだ提言書を発表した。
【関連記事】繊維to繊維実装へ欧米4社がアライアンス EUエコデザイン要件に関与
ESPRではライフサイクル全体を通じた環境負荷低減を掲げ、特に「製品におけるリサイクル材の使用義務が有効な政策手段」としている。ただしその実現には、「EU全域でリサイクル材の使用義務を導入することで、需要を創出しなければ繊維to繊維リサイクルが停滞しかねない」と警鐘を鳴らし、四つの提言にまとめた。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!