高島屋玉川店は4月29日に子供服、リビング売り場を改装オープンした。14年秋の婦人服、雑貨に続く全館改装の第2弾。SCの核店舗として、専門店との回遊性を高める狙い。
商圏内の高感度なファミリー層をターゲットに、インポートを中心とした旬のブランドを新規導入し、コンテンポラリーテイストを拡充した。
子供服は310平方㍍に、自主編集の「CSケーススタディキッズ」を核としたゾーンを新設し、衣料品と服飾雑貨、生活雑貨を一体的に編集した。フランスのライフスタイル型子供服ブランド「ボントン」や「アルマーニジュニア」「タルティエーヌ・エ・ショコラ」「フェンディ」を新規導入した。
フロア中央(200平方㍍)には遊びながら学べるイベントスペースを新設。知育玩具と連動した学習やワークショップなど体験型イベントを実施する。 ベビー休憩室は面積を2倍に拡大し、授乳室に個室3室を完備。家族連れの快適性を追求した環境、サービスを整えた。モノだけでなく、コトやサービスの拠点をを拡充し、子育てに関する様々なニーズに対応する。
リビングはプライベート、パブリックの二つのシーンに分類し、品揃えの感度、クレードを高めた。日本のもの作りの技術や美意識をテーマにした「器百選」「ワゴト」、暮らしの場面ごとにコーディネートした「メゾン・エ・ターブル」などの自主編集売り場を導入した。
2階のエスカレーター周りにプロモーションスペースを新設し、昨秋に先行して改装オープンした1、3階を含めて対象顧客に向けた情報発信を強める。