繊研新聞が調査した24～25年秋冬テキスタイルキーワードランキングは、「サステイナブル」（持続可能な）が11シーズン連続で1位となった。
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物作りの基礎的な要素となりつつあるサステイナブル。原料のバリエーションも豊富になっており、様々なニーズに対応できるように選択肢が広がってきた。
サステイナブルの高まりで「ナチュラル」も2位に浮上した。「ビンテージ」も古着ブームやクラシックなテキスタイルトレンドもあり急上昇した。表面変化による差別化ニーズも根強く、凹凸が引き続き上位に入り、「ドビー・ジャカード」もトップ10にランクイン。手仕事感のある「レース・刺繍」も24年春夏に続き票を集め、意匠素材の人気の高まりを感じさせる。
アンケートの対象は、原糸・テキスタイルメーカー、コンバーター、染色加工業、商社。シーズンのキーワードをテイスト、タッチ、原料など50以上の中から五つを選んでもらい、理由や想定する用途を聞いた。有効回答数は41。
