メンズブランド「TMT」(ティーエムティー)は17~18年秋冬、原点回帰を意識して、ブランドの代表的な素材と手法にこだわった新作を揃えた。ブランドスタートから17年を迎え、20周年に向けてコレクションの品質向上に取り組んでいる。
秋冬は、多彩なアイテムでデニムとインディゴ染めを使っている。毎シーズン人気の高いレザーアウターも、ハードなカウレザーをインディゴで製品染め、製品洗いをした。14万8000円。
赤とブルーのチェックのネルシャツは、青の部分にはインディゴ染め糸を使った。2万8000円。ラフなほつれを表現したクラッシュ加工のボーダーのセーターも素材はインディゴ糸。看板モデルのジーンズは、14オンスのTMTオリジナルの生デニムを使ったモデルを出す。加工をせずに、全てメイド・イン・ジャパンの生地・縫製で服作りへのこだわりを強調した。2万2000円。
カウレザーをインディゴで製品染めしたレザーアウター