専門店メンズ9月の売り場観測 続く猛暑、Tシャツに軽い羽織りが主流

2025/09/11 14:00 更新会員限定NEW!


 8月まではセール品の盛夏物と晩夏物プロパーの販売に力を入れる店が東西で目立った。今月も立ち上がりの初旬は東京、関西ともに猛烈な残暑が続いており、Tシャツに、シャツやカーディガンなど軽い羽織り系のアイテムを合わせる提案が全国的に主流だ。客単価を上げるためにシルバージュエリーやバッグなど雑貨で人気のブランドや別注商品の訴求に力を入れる店もある。パンツは股上の深い、ゆったりとしたシルエットが売れる傾向が長く続いたが、ここにきてフレアやシューカットなどのジーンズを選ぶ高感度層も増えている。アウターは「リーバイス」の「ファースト」「セカンド」などをベースにしたボクシーなシルエットのGジャンか、ハリントンジャケットや「マクレガー」の「ドリズラー」を思わせるデザインのブルゾンをこの時期から着られるアウターとして推す店が多い。

(価格は税込み)

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ビームス原宿/アネックス

シューカットで洒落(しゃれ)る フレアシャツ3万5200円「ハイスクリームセンター」、Tシャツ8580円、ジーンズ2万8600円「フューチャーアーカイブ・アンチビンテージ・ビームス」、スニーカー1万4630円「ナイキ」
ヤレ感を楽しむ シャツ3万9600円「シュガーヒル」、Tシャツ7150円「ビームス」、パンツ4万7300円「バウワウ×ビームス」、スニーカー3万1900円「コンバース」

シップス渋谷店

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