身内がよくインスタライブを見ている。気になっているが近くに店が無くて直接見られないブランド、好きなブランドの新作を頻繁にチェックしている。
ライブには身長や体重など体格が異なるスタッフが複数人登場。サイズごとに服を試着したり、より分かりやすく視聴者に伝える工夫をしているようだ。
その中で、しばしば聞くのは、「コメントをまったく拾ってくれないブランドがある」こと。大体は程度の差はあれ、視聴者が配信中にコメントしたら、ブランドから多少は返事があるが、中には全くコメントに返信をしないブランドもあるようだ。「『コメント拾って下さい』のコメントも無視された」と聞いた時には笑ってしまった。
放映時間が限られるなか、すべてのコメントに返信していてはきりがないのは理解できる。ただ、せっかく興味があって視聴しているのに、一方通行のライブ配信で潜在顧客を逃すのはもったいない。
場合によっては、そのブランドに悪いイメージが付く可能性もある。まだまだ工夫の余地があるライブ配信。試行錯誤しながら、顧客との距離をうまく縮めて欲しい。
(森)