《視点》国際スポーツ大会

2023/01/10 06:23 更新


 年を越すと少し前のことのように思えるが、昨年12月はサッカーワールドカップ・カタール大会で盛り上がった。

 当初は日本代表の予選突破のテレビ中継などがなかったせいか、ワールドカップ商戦は盛り上がりに欠けていた。しかし、いざ大会が始まると日本代表の活躍もあり、商戦も回復したようだ。

 無観客開催となった東京五輪、ほぼ無観客だった昨年の北京冬季五輪とは状況が大きく変わり、カタールでは満員の観客がマスクなしで応援に熱狂していた。こうした国際大会での観客の姿もスポーツイベント再開の盛り上がりを後押しした。

 今年も3月のワールドベースボールクラシック、6月のサッカーアジアカップ、8月の世界陸上、9月からのラグビーワールドカップと国際大会が目白押しだ。その時々のコロナウイルスの感染状況はわからないが、これまでよりは正常化しそうだ。

 スポーツは感動をもたらす。スポーツは「する」「見る」「支える」各人で成り立っているが、支えるスポーツ用品提供側も今年は一層の市場活性化を期待している。

(茂)



この記事に関連する記事