ザ・ウールマーク・カンパニーは、〝ネイチャー・ポジティブ〟(自然再興)なウール生産を加速する実証実験プログラム「ウールマーク・プラス」を本格的に始める。ウールをアパレル製品に使うブランドや小売業にもプログラムへの参加を呼びかけている。このほど、グローバルサステイナビリティマネージャーのリサ・グリプラス氏が来日し、プログラムの目的やメリットなどを聞いた。
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――プログラムの目的は。
ネイチャー・ポジティブなウール生産の促進と、羊と牧羊業界の繁栄支援、選択に値する循環型繊維の提案です。研究開発から牧場運営、サプライチェーンの各段階を支援するもので、多岐にわたります。そのなかで重要なプログラムの一つが、「インセッティング・プログラム」です。
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