シカタ、イザック30周年モデル発売

2015/12/03 06:38 更新


 バッグメーカーのシカタ(京都)は、16年春夏にデビュー30周年を迎える「イザック」で記念モデルを発売する。定番のシンプルなデザインを基調に、他社との協業で変化を加えた複数ラインを揃え、販路開拓に力を入れる。

 同ブランドは86年、シンプル、アバンギャルド、機能性をコンセプトにスタート。シカタは01年に商標を含む事業を買収し、百貨店を中心に販路を広げてきた。

 記念モデルのうち、Tラインはバッグブランド「ニューニュー」と協業し、ダブルネームで販売する。スポーツやトラベル用途を意識し、トートバッグやショルダーバッグ、リュック、テニス用バッグなどを揃えた。本体に面ファスナーを取り入れ、ポーチや別売りのアートピースを自由に貼り付けて遊べる。1万~2万円。百貨店のほか、セレクトショップや雑貨チェーンまで広げる。

アートピースを自由に貼り付けて遊べるTライン
アートピースを自由に貼り付けて遊べるTライン

 Kラインは、京都の物作りを軸にすえた。本社工場の職人が中心となって、京都デニムとの協業による迷彩柄やモノグラム柄のトートバッグ(3万3000円)、若手職人育成プロジェクトによるリュックやショルダーバッグ(1万3500~1万7500円)を出す。

 また、ハンドルパーツに「スワロフスキー・クリスタル」を組み込んだ復刻デザインの軽量トートバッグ2型(1万7000~1万9000円)も加える。



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