コロナ禍のミラノでも頑張っている若手デザイナーたちがいた。21年春夏ミラノ・ファッション・ウィーク期間中、フィジカルショーやプレゼンテーションで新作を披露した。
(ライター・益井祐)
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フィジカルショーを行った「ヴィエン」はブランドをスタートして3年だ。もともと音楽に携わっていたこともあり、最新コレクションのインスピレーションは、アンダーグラウンドパンクなどのサブカルチャー。同時に故郷であるプーリアの自然に思いをはせた。ハリ感のあるコットンのライダーズジャケットに、ナイロンのチャップス。一方でフローラルプリントやチュールの花がドレスを飾る。日本製の素材を中心に使いイタリアで生産、クオリティーにこだわりを持つ。靴の「マルセル」ともコラボレーション、4型が並んだ。