《私のビジネス日記帳》凛とした美学 野口麻衣子
2023/06/28
コロナ下で店舗の営業機会が限られるなか、スタッフたちが前向きにインスタライブに取り組んでくれました。試行錯誤しながらも2年頑張っていると自ら集客出来るように。続く試みとして、路面店に挑戦したい気持ちが高まり、今、...
ファッション業界を代表する経営者や著名人が執筆するコラム「私のビジネス日記帳」。第一線で活躍する方々が週替わりで登場し、ビジネスの現場での気づきや今後の展望、日々のインスピレーションを綴ります。
2023/06/28
コロナ下で店舗の営業機会が限られるなか、スタッフたちが前向きにインスタライブに取り組んでくれました。試行錯誤しながらも2年頑張っていると自ら集客出来るように。続く試みとして、路面店に挑戦したい気持ちが高まり、今、...
先日、話題の映画『怪物』を見てきました。カンヌ国際映画祭で脚本賞を取られた映画ですから、どんな展開になっているのか興味津々でした。安藤サクラをはじめ、俳優陣の演技はもちろんですが、話が進んでいくうちにどんどん画面...
お客様とは「コヒナ」のインスタライブなどを通じて日々コミュニケーションを取り、声をお聞きしています。聞けば聞くほど、挑戦する意欲が湧いてくる毎日は挑戦的でもあり、面白いですね。というのは、最初はベージュやブラック...
ほんの数年前までは将来なくなる職業の中にデザイナーは含まれていなかった。創造的思考や個性がAI(人工知能)には表現できないと考えられていたからだ。しかし去年話題になったLaMDAなどのAIは、既に個性に非常に近い...
「エビちゃんブーム」の06年以降、主力ブランドの「アプワイザー・リッシェ」は本当によく売れていました。外から見ても順風満帆のように映っていたかもしれません。ですが内実は、売れ行きに対して利益は小さい。当時、ディレ...
コロナ禍に大きく変わったことといえば、何を思い浮かべますか? 私はやはり対面が減ったことです。ビジネスでよく「では次回お会いしたときに…」という会話が、「ではZoom会議で」に変わりました。それはそれで距離を気に...
私たちが運営する「コヒナ」は、今では共感マーケティングのお手本のように言われることも多いのですが、共感を生もうと思って始めたわけではありません。身長148センチの自分が着たい物が市場になかったから始めただけ。デザ...
この業界にいると耳にするのが、「もう新しいデザインは出尽くした」とか、「もう新しいという概念自体を変えていかなくては」というような声だ。しかし、それは歴史の中で何か革命的なことが訪れる前に、常に起こってきた既存体...
実家を継げと言われたわけではないのですが、大学時代はアルバイトをしつつ、授業とは別で会計や簿記を学んでいました。いつか役に立つかもしれないから損はないかな、という気持ちです。卒業後はアパレルに就職。そこは1年で辞...
大正15年生まれのお袋は、浜松生まれ浜松育ちで、「いつも遠州の空っ風に向かって走ってた」という言葉がなぜか記憶に残っている。尋常高等小卒業後、家のために縫製工場で働き、25歳で縁あって大阪のおやじと結婚。そこから...