解説

「なぜ起きたのか」「この先どうなるのか」。ニュースの背景や構造、影響を丁寧に読み解き、「なるほど」が増える解説記事です。注目トピックの裏側に迫る《もう少し知りたい》、記者の視点が交差する《記者座談会》、読者の疑問に答える《編集委員がお答えします》などでお届けします。

繊維商社が“寝耳に水”の経営統合 業界再編を促す動きとなるか

2025/12/15

 メーカー系商社の帝人フロンティアと旭化成アドバンスの経営統合が決まった。出資比率は帝人80%、旭化成20%となり、来年10月1日に統合新会社が発足する。両グループは歴史的に協業や補完し合うなどつながりが深いが、今...

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《もう少し知りたい》ユニクロ、「パフテック」拡販の狙いは?

2025/12/11

 ユニクロが機能性中わたを使った防寒アウター「パフテック」の拡販に乗り出した。調達リスク、動物愛護それぞれの観点から「ダウンだけでは中わたアウターの生産が間に合わない」状況が生じつつある。どこまで販売規模を拡大し、...



《進化を遂げるポルトガル靴産業㊦》品質確かに欧州圏で迅速な生産体制

2025/12/10

 革靴は欧州の靴産業の大きな強みだったが、靴の需要はスニーカーへと移り、直近では生産コストの上昇が追い打ちを掛け、工場の数は減っている。ポルトガルには、機械での生産が可能な機能靴や安全靴に専念するメーカーが数多く存...



《進化を遂げるポルトガル靴産業㊤》産官学で効率化・収益向上へ

2025/12/09

 ポルトガルが靴の製造業を高度化させている。イタリア、スペインに次ぐ欧州第3位の産地だが、革靴だけでなく、90年代後半から機能靴やカジュアル靴の製造で輸出を伸ばしてきた。近年のスニーカー需要の増加とともに、欧州ブラ...



《もう少し知りたい》注目のサステイナブル関連認証・監査制度 海外市場開拓に向けた〝パスポート〟

2025/12/03

 環境配慮及び人権尊重などサステイナブル関連の認証・監査制度が注目されている。これらの制度は、欧米をはじめとする海外市場開拓に向けた〝パスポート〟といえる存在であり、国内製造業においては外国人労働者雇用の条件として...



《もう少し知りたい》シーインがパリに常設売り場を開いた背景は?

2025/12/02

 中国発のウルトラ・ファストファッション「シーイン」が11月、パリの百貨店BHVに常設店を開いた。フランス政府の制裁や世論の反発もある中、どのようにオープンに至ったのか。そしてなぜパリなのか。仏が世界で初めて導入す...



《もう少し知りたい》ワコールHDが下方修正 女性インナーの逆風下、模索続く

2025/11/18

 ワコールホールディングス(HD)は11月12日、26年3月期の連結業績予想を下方修正した。売上収益は5月公表時に比べ137億円減の1738億円、事業利益は62億円減の15億円の赤字を見込む。小売業の店舗縮小などが...



《記者座談会》連載「縫製業のリアル」を振り返る

2025/11/13

 繊研新聞1面で「縫製業のリアル~工場アンケート調査から~」を10月22日から11月4日まで9回連載した。取材、執筆した記者と振り返った。【関連記事】《縫製業のリアル①》工賃上昇も「利益を出すにはまだまだ足りない」...



《もう少し知りたい》ユナイテッドアローズ、コーエン売却のわけ シナジーに限界

2025/11/12

 ユナイテッドアローズは連結子会社コーエンを売却する。郊外SCを主力販路にセレクトショップの感度を生かしたカジュアルウェアを低価格で売る業態としてスタートしたが、直近3年は赤字だった。譲渡先はジーンズカジュアル専門...



データから読み解くアパレル消費市場 コロナ禍に起こった構造変化とは?

2025/11/10

 24年の国内アパレル市場の規模は金額ベースで前年実績を4年連続で上回り、コロナ前の19年実績とほぼ同規模まで回復した。市場への供給枚数は2年連続で減少し、過去20年で最低水準となった。コロナ禍の20~22年に起き...