コラム

《めてみみ》時代を超えて愛される

2025/02/18

 中学生の息子は15~20年ほど前のライトノベル、漫画、アニメなどサブカルチャーにはまっている。特に『涼宮ハルヒの憂鬱』などはスピンオフ漫画やDVD、CD、ゲームソフトまで中古品をオンラインで買いまくっている。電子...

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《視点》新しい生地がなくても

2025/02/18

 節約のために買いたい本を我慢して、図書館に行く回数が増えた。すると、今まで目に留まらなかった本に出合う。その日は偶然、花森安治の選集を手にした。 戦後、彼は『スタイルブック』を創刊した。それは洋裁学校にも通えず、...



《めてみみ》「囲い込み」さらに

2025/02/17

 大型商業施設の顧客囲い込み策が一段と強まっている。特に百貨店では富裕層の〝おもてなし〟強化が盛ん。その象徴がインバウンド対応だ。利用額の多い人にVIPカードを渡し顧客化に取り組んでいる。免税対応に限らず、買い物ア...



《めてみみ》変わるモードの時代

2025/02/14

 サザビーズ・パリが1月末まで開催したカール・ラガーフェルドの個人コレクション展は、大きな話題を集めた。競売品の展覧会で、ファッションの巨匠の未公開のスケッチやドローイングに加え、愛猫シュペットとの写真なども並んだ...



《視点》やはり人

2025/02/14

 コロナ下に進めた、購買動向変化への対応など次に向けた取り組みの成果が出てきている企業と、変化に対応できていない企業の格差が広がっている。リベンジ消費や人流増を受けて大幅に伸ばした23年度に比べ、24年度は伸び率に...



《めてみみ》今の状況

2025/02/13

 ある飲食店は外国人を積極的に雇用している。人手不足と中華圏、英語圏からのインバウンド客の増加に対応するためだ。それらの国から働きに来た人を優先的に採用してきたが、最近、応募自体がめっきり減った。 円安で賃金が目減...



《私のビジネス日記帳》私の恩師② 横浜岡田屋代表取締役社長 岡田伸浩

2025/02/12

 大学4年を迎えた私は、家業を継ぐことを当然としつつ、他社での経験も重要と考えて大学の師である片岡一郎先生にご相談し、紹介していただいたのが伊勢丹の山中鏆さん(故人)でした。当時専務を務めていた山中さんから、2年を...



《めてみみ》奈良・若草山の山焼き

2025/02/12

 奈良の冬を彩る行事の一つが1月末の若草山の山焼きである。日中から鹿せんべい飛ばしや和楽器の演奏など様々な行事が行われる。日没後の花火に続き、夜空を真っ赤に染めるメインイベントだ。例年多くの観光客を集めるが、年々訪...



《視点》レンタルの時代か

2025/02/12

 ある服の月額課金制レンタルサービスを取材してから、思いのほか需要があるかもしれないとアパレルのレンタルサービスに興味を持った。調べてみると、10以上のサービスがあり、揃えているアイテムやブランド、ターゲット層、サ...



《めてみみ》溝を埋める「対話」

2025/02/07

 先日、映画監督の河瀬直美さんによる大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「ダイアローグシアター・いのちのあかし」の概要発表があった。提供するのは「初めて出会う二人が対話する」ことだ。事前に募集し育成を進めている「...