コラム

《めてみみ》懐かしい防寒着

2024/06/24

 先日、茨城県つくば市で、防寒着〝わた入れ〟作りの教室「はんてん屋」を運営する親子を取材した。自身が子供のころ、冬になると必ず着ていたわた入れを思い出した。40~50年前に住んでいた北関東は本当に寒かった。上京して...

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《めてみみ》見えない〝売り筋〟

2024/06/21

 売れている物が見えにくくなった。というより、誰もが人気と実感できるモノ・コトがほとんどなくなったように思う。タレントやスイーツ、様々な〝推し活〟など常に一定のブームはあるが、教えられて初めて「そうなの」と気付かさ...



《視点》親心

2024/06/21

 昨年出産して子供の服を選ぶようになって、素材や着心地を見る目が厳しくなった。肌に触れる素材は柔らかな綿が良い。体に締め付けの痕がつかないようにしたい。立って座って寝転がってと、激しく動いても負担なく、伸縮性がある...



《めてみみ》商業施設とエンタメの融合

2024/06/20

 三井不動産はミクシィと共同で、JR南船橋駅前にスポーツや音楽イベントなどを行う多目的アリーナ「ららアリーナ東京ベイ」を開業した。ららぽーとTOKYO-BAYなど近接する商業施設との相互送客策も進める。 同社は4月...



《私のビジネス日記帳》サステイナブルな館を目指して 橋本修男

2024/06/19

 コロナ禍もあって社会や環境への関心が高まり、こうしたテーマを扱ったイベントも増えました。これからの消費の主役になるZ世代の関心も高いとされ、SCとしても気になるテーマです。当社内の調査では、20~30代層の環境に...



《めてみみ》インバウンドの顧客化

2024/06/19

 インバウンド売上高の高い伸びが続いている。23年度の阪急うめだ本店の同売上高はコロナ禍前の2倍強の638億円。百貨店単店でトップの売り上げだ。24年度に入っても単月売上高の過去最高が続く。特に大阪地区の伸びは高く...



《視点》古着回収ボックス

2024/06/19

 先日、取材した若手経営者は「衣料品回収に興味を持った」と話す。様々な事業を手掛けているが、アパレル小売りに初めて参入した。アパレルを販売すると共に回収事業も行い、環境保護の観点から廃棄される衣料品を減らすことに力...



《めてみみ》「思惑通り」の終わり

2024/06/18

 取材でも買い物でもよく訪れるセレクトショップの店頭である日ふと気付いた。10年以上販売している定番のチノパンの生産国がベトナムに変わっていた。何年か前まで「メイド・イン・ジャパン」であることがその品番のアピールポ...



《視点》たまごっち

2024/06/18

 あるレディス専門店で「たまごっち」が売れている。キーチェーン型のゲーム機だが、いくつかのアパレルブランドと協業商品も出しており、懐かしさを感じた大人と若年層の双方の心をつかんでいる。 最近、注目商品として服以外の...



《めてみみ》時間は価値

2024/06/17

 中学生の息子は欲しい物をインターネットで検索し、購入するのが当たり前の世代。好きな漫画があれば一気に集めてしまう。注文した翌日には商品が届く。タイムパフォーマンスを重視する息子には、そのスピード感が大きな魅力なの...