コラム

《視点》40℃

2025/08/01

 最高気温が連日40℃に迫っている。体感する暑さに、危機すら感じる日々だ。 そんななか、新習慣として身に着いたのが、折り畳みの晴雨兼用傘を持ち歩くこと。何せズボラなので、以前は「日傘か。美白意識の高い女子の持ち物だ...

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《めてみみ》逆風下の成長

2025/07/31

 日本の昨年の出生数は68万6061人。一昨年の72万7288人から大きく減り、初めて70万人を割り込んだ。 出生数のピークは第2次ベビーブームの73年の209万人。その後減り続け、100万人を割ったのが16年。そ...



《視点》仕方ないでは済まされない

2025/07/31

 繊維産地で働く入社10年未満の若手社員にアンケートを行ったところ、たくさんの本音を書いてくれた。集まった回答数は144件で、北陸や尾州からの回答が多かった。業種は生地メーカー、染色、縫製、商社など。職種は商品開発...



《めてみみ》シューズの進化はまだ途上

2025/07/30

 スポーツ用品業界ではシューズ関連の話題が尽きない。ランニングシューズ分野では「ナイキ」一強の構図が崩れ、各メーカーによる厚底・高反発シューズの開発競争が激化。「アディダス」による既存モデルより40%も軽い138グ...



《視点》主客転倒

2025/07/30

 選挙があるたびに疑問に思うことがある。当落線上にある候補者が街頭宣伝などで、「厳しい戦いです。お願いします。どうか私を助けてください」などと叫ぶ姿だ。 いうまでもなく、選挙とは有権者が自らの考えや要望を政治に反映...



《めてみみ》攻めのインバウンド

2025/07/29

 百貨店のインバウンドが失速している。前年に伸びた反動や円高の影響だ。正常値に落ち着いたとも言えるが、改めて顧客の囲い込みが問われる。為替など外部環境に左右されず、需要を自らコントロールする次のフェーズに向けた戦略...



《視点》発想の転換

2025/07/29

 産地に自社工場を設け、ファクトリーブランドを立ち上げた後、工場の上のフロアにショップも開設してもうすぐ10年。「最近は来店してくれる人が増えた。かつては週末や祝日だけだったが、今は平日も来店がある」と、先日取材し...



《めてみみ》お客の声との向き合い方

2025/07/28

 近所のスーパーは、入り口近くの壁面に「お客様の声」を貼りだしている。「○○をもう一度扱ってほしい」「野菜の鮮度が落ちた」など商品に関する要望がほとんどだが、なかには「空調が効きすぎて寒い」「店内用の買い物かごに残...



《めてみみ》感受性を育ててくれた音楽評論

2025/07/25

 音楽評論家の渋谷陽一さんが死去した。72年にロック音楽を扱う雑誌『ロッキング・オン』を創刊、それまでのロック雑誌とは異なる独自の視点、評論で人気を集めた。 70年代後半から80年代初めの時期に中高生だった自分にと...



《視点》チャッピー

2025/07/25

 最近、AI(人工知能)を「相談相手」として使う人が増えていると感じる。チャットGPTを「チャッピー」と愛称で呼ぶ人も。誰かとのやり取りで感情的になる前に、チャッピーに気持ちを打ち明けて冷静になる。他人には話しづら...