コラム

《めてみみ》「オニツカタイガー」復活に学ぶトップダウン

2025/07/16

 「トップダウン」と聞くとワンマン社長が周囲の意見も聞かず独断で物事を決めてしまうネガティブなイメージがあるが、それが決して悪いとも限らない。急成長を続け、25年12月期に売上高1200億円を見込むアシックス「オニ...

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《視点》手作りの広がり

2025/07/16

 大阪府岸和田市で行われてきた南大阪コレクションが16年の歴史を終えた。「ファッションショーって楽しいよね」といった身内話からカフェでの開催に始まり、近年は市が後援するほどまでになり地元イベントとして親しまれてきた...



《めてみみ》ラグジュアリー撤退が相次ぐ地方百貨店

2025/07/15

 地方百貨店でここ1、2年、ラグジュアリーブランドの撤退が相次いでいる。コロナ禍の沈静化とともに売り上げの伸びが鈍化し、撤退や条件の見直しが目立つ。集客の目玉が消えダメージを受けた地方店は多い。都心店はインバウンド...



《視点》外国人の年金

2025/07/15

 縫製工場の経営者と話していた時に、外国人を取り巻く年金制度の矛盾について聞いたことがある。 外国人も公的年金に加入する義務がある。年金を受給するための資格期間は10年。しかし、技能実習生は1号から3号までトータル...



《めてみみ》26年春夏コレクションに見る新しいスタイル

2025/07/11

 26年春夏欧州メンズファッションウィークで、アイテムの使い方に変化が起こっている。見慣れた服も異なる使い方をすると新しいスタイルを作ることができる。 例えば、春夏はテーラードジャケットをパンツにたくし込んでシャツ...



《視点》技術≠価値

2025/07/11

 セールスドライバーの熱中症対策に取り組むヤマト運輸が、猛暑リスクを可視化するミツフジのウェアラブル製品を導入した。この背景を聞いて、ウェアラブル技術を活用した体調モニタリングのサービスがようやく社会に普及するフェ...



《めてみみ》進む譲渡に何を思う

2025/07/10

 ユニチカが繊維事業からの撤退を発表したのが昨年11月末。6月、事態が一気に動き始めた。岡崎事業所をセーレンに譲渡する基本合意を20日に発表。25日にはシキボウ、瑞光、カワボウとの事業譲渡に向けた基本合意、27日に...



《視点》炎天下の万博

2025/07/10

 大阪・関西万博で盛り上がる大阪。もともと中心商店街などでは訪日外国人が多かったが、さらに増えたような気がする。 万博には取材で何回か訪れたが、炎天下、歩くのも大変なくらい混雑している。この狭い区域に10万人近い人...



《私のビジネス日記帳》今に生きる絆 プリモグローバルホールディングス社長 澤野直樹

2025/07/09

 6月24日、東京証券取引所スタンダード市場に上場しました。うれしいですが、あくまでもスタートです。上場のために社長になったわけではありませんから。 社長就任は04年6月、33歳でした。創業者が大赤字を出し株を売却...



《めてみみ》小説家・和田竜さんのこだわり

2025/07/09

 『のぼうの城』『村上海賊の娘』などを著した歴史小説家の和田竜さんと数年前、人の縁で会食したことがある。酔った勢いで「作品作りでこだわっていることは何か?」と聞くと、「小説は題材。テーマが命」と返ってきた。こちらと...