コラム

《めてみみ》次世代を担う人材

2025/03/03

 20年程前に商品企画の取材でお世話になっていた人の社長就任人事を見た。展示会などで会わなくなってからも、新規事業取材など節目で会っていた人だ。新社長就任ということもあり展示会に行ってあいさつし、いろいろと話を聞か...

もっとみる



《めてみみ》「MD半分、売り方半分」

2025/02/28

 チェーン店でも店によって〝出来栄え〟に差がある。著名なハンバーガーチェーンのある一店が「おいしい」と話題になっている。真偽は分からないが、かつてギョウザが売りのチェーン店でも同様の事例があった。行列が出来るその店...



《視点》しわくちゃな布

2025/02/28

 「なおいぎれ」という布がある。細長い布で、愛知県稲沢市にある国府宮神社が授与品として扱う厄除けのお守りだ。5本500円で手に入れられるが、実はもう一つ入手する方法がある。それが国府宮はだか祭に参加する「はだか男」...



《めてみみ》親密な時間でつながる

2025/02/27

 2月24日まで開かれたロンドン・ファッションウィーク・フェブラリー2025は、これまでと違う発表の形を模索するブランドが目を引いた。新たなデザインを披露するのはもちろん、どういう時間を共に過ごすかに焦点が当てられ...



《視点》変遷する米モール

2025/02/27

 調査会社コアサイトリサーチによると、米国では今年、1万5000の小売店が閉鎖され、新たに5800が開店する予定だ。昨年度の7355店閉鎖、5970店開店と比べても、開店より閉鎖が約3倍近く多くなる。 コロナ禍以降...



《めてみみ》良縁か悪縁か

2025/02/26

 奈良県桜井市の大神神社は日本最古の神社。農業、商業、家内安全など様々なご利益があるが、縁結びの神様としても有名で、〝赤い糸〟伝説発祥の地として逸話も残る。昔、美しい娘と若者が恋に落ちた。素性を不審に思った娘の親は...



《視点》衣類輸入データから見えること

2025/02/26

 24年の衣類輸入量がコロナ下の20年を下回った。2月13日付の記事は数量(重量)の減少に焦点を当てたが、引用したデータは色々な見方ができる。 まず、金額は増えている。円安だから輸入する場合、仕入れ金額は上がるし、...



《めてみみ》単品専業の主戦場は?

2025/02/25

 百貨店の紳士服フロアではシャツやネクタイ、革小物など従来型の単品平場が消滅しつつある。平場が残っていたとしても運営窓口は単品専業1社に任されることが多く、以前のようなバリエーションの豊富さは維持できていない。特定...



《視点》スナップアカウントの効果

2025/02/25

 EC主力のレディスブランドを取材すると、「インスタグラムでスナップアカウントを運用している」とよく聞く。芸能人やインフルエンサー、一般のファンのスタイリング投稿だけを紹介するアカウントだ。 投稿者がブランドを〝タ...



《めてみみ》誰に何をどのように

2025/02/21

 実需を捉えるのは難しい。「寒波の影響で春物の動きは鈍い。店頭は明るい色目の〝春カラー〟商品が並んでいるが、この寒さでは目に入らない」とある百貨店の婦人服担当者。昨年9月も同じようなことがあった。長い夏を想定し、秋...