コラム

《めてみみ》耳付きジーンズ

2022/12/20

 セルビッジとは生地端のほつれ止めのことで「耳」とも言う。70年代まで主流だった幅の狭いデニムを耳まで使う耳付きジーンズは「リーバイス501」が筆頭だった。耳は身生地と収縮率が違い、洗濯を繰り返すとパッカリングが起...

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《めてみみ》移住する若者

2022/12/19

 地方に移住した人の暮らしや働き方を追うテレビ番組・ネットニュースが目立ち始めた。ファッション業界を取材していても、移住して新たなビジネスに従事する人に出会う機会が増えた。昔からよくある、仕事に一段落ついた年配の人...



《めてみみ》余暇の王道

2022/12/16

 地方出張でホテル予約に苦労した。著名な観光地でもなく、インバウンド(訪日外国人)客も皆無な地方都市なのになぜだろう。現地で聞くと、全国旅行支援の県民対象の上乗せ特典があり、県民の小旅行が活発らしい。行動制限がなく...



《視点》ボス潜入

2022/12/16

 昔、会社のトップが覆面で業務の現場に入り込む「ボス潜入」というドキュメンタリー番組があったが、先日、それを地で行く人物に出会った。ある小売りチェーンの再建を託され外部から招へいされた人で、入社後半年は赤字を止める...



《めてみみ》今年の漢字

2022/12/15

 日本漢字能力検定協会が毎年12月に発表する「今年の漢字」は「戦」だった。選ばれた理由として、サッカーのワールドカップで日本代表が世界の強豪国との「戦い」に勝利するなど明るい話題もあるが、ロシアによるウクライナ侵攻...



《視点》在庫とQR

2022/12/15

 サステイナブル(持続可能)な観点からも在庫をなるべく持たず、QRでの最終製品作りが求められる昨今。だが、それは流通の各段階にある程度の生地や副資材の在庫があってこそできる話だ。「追加の見込みなども無く、何を作るの...



《私のビジネス日記帳》世界の果てでも 中山亮太郎

2022/12/14

 一つでも多くの新しいモノや体験が世の中に羽ばたいていくのを後押しするのがマクアケのサービス。これからもイノベーティブな実行者(事業者)がどんどん出てくるでしょうし、応援する人の数も何百万、何千万に積み上がっていく...



《めてみみ》侍魂

2022/12/14

 この冬はサッカーで盛り上がった。来年はワールド・ベースボール・クラシックが予定され、野球も話題になりそうだ。野球の日本代表は「侍ジャパン」と呼ばれる。ホッケーの日本男子代表にも「サムライジャパン」があり、以前に名...



《視点》ローカライズ

2022/12/14

 今年、ある百貨店の宝飾売り場では価格改定前の駆け込み効果もあり、新規客がぐっと増えた。その多くは、ブランドのアイコンジュエリーを求める、宝飾初心者層。この後は、この層に各ブランドの幅広い魅力を知ってもらい、次のス...



《めてみみ》暖かい理由

2022/12/13

 ダウンは水鳥の羽の間に生えている球状のわた毛だ。これが空気を含んで外気を遮断する。カシミヤヤギは冬に生える細い産毛が同じ役割を果たす。羽毛や産毛と皮膚の間に暖かい空気の層ができるので氷点下でも暮らすことができる。...