《めてみみ》インバウンドへの対応
2023/02/09
昨年10月に政府の水際対策が大幅に緩和されてからインバウンド(訪日外国人)需要が急伸している。入国規制が厳しかった中国からが少なかったにもかかわらず、昨年11~12月のインバウンド売上高はコロナ禍前の19年同期実...
2023/02/09
昨年10月に政府の水際対策が大幅に緩和されてからインバウンド(訪日外国人)需要が急伸している。入国規制が厳しかった中国からが少なかったにもかかわらず、昨年11~12月のインバウンド売上高はコロナ禍前の19年同期実...
日本では中小企業の事業承継問題が取りざたされるが、海外ブランドでも同様であろう。メゾンのトップであればなおさらだが、世界各地に点在する支社長(エリアのトップ)の継承も重要だ。 巨大企業を辞めた私は、独立系の外資フ...
京都を訪れる楽しみの一つは老舗の名店での買い物だろう。さばずしは八坂神社前、七味唐辛子は北野天満宮近く、豆腐なら嵯峨野のあの店と、それぞれにお気に入りの店がある。最近はSNSなどで情報が拡散し、意外な行列ができる...
「最近、消費者の環境への意識が薄れていると危機感を覚えているんです」とある洋品メーカー社長の言葉が頭の片隅に残る。この間の物価高で、より安価な商品を選ぶ消費者心理が強まっているという。環境に優しい商品は値が張るた...
今年の冬セールは値引き率を抑え、期間も早めに切り上げることを決めたあるセレクトショップのスタッフに話を聞いた。「路面店はそれで良かったと思うが、商業施設にある店だと難しい面もあった」という。 その人が勤務する店が...
「すぐ動く」。羽田未来総合研究所の大西洋社長が三越伊勢丹ホールディングス社長だったころ、異業種との交流会で貴重な情報を得た際、近くにいた自社のバイヤーにこう指示しているのを見たことがある。 そのバイヤーは伊勢丹本...
国内市場が縮小するなか、アフターコロナを見据え、世界を目指すメンズブランドが目立ってきた。ニッチな分野を狙ったアメカジブランド「デラックスウエア」(村松隼人代表)は、いきなり大型展示会に出展するより、SNSからの...
改装計画や春の新規導入テナントを発表するSCや百貨店が増えてきた。減退していた出店意欲が徐々に戻ってきている表れだろうか。コロナ禍前の売上高を上回る商業施設が出始めたことも、改めてリアルの力を見直すきっかけなのか...
宝飾市場でもここ数年、新富裕層向けの施策が活発化している。10年ほど前までは、催事や外商顧客の高齢化をどう克服するかへの課題が大きかったが、今はターゲットも打ち手も定まってきた。 メインとなるのは、ITベンチャー...
森ビルは今秋、東京・虎ノ門に大型複合施設「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を開業する。14年に第1期棟を開業した「虎ノ門ヒルズ」の第4期で、延べ床面積79万2000平方メートル、就業者約3万人、居住者約1800人...