アクセサリーブランドの17年春夏は、明るいカラーや動植物のモチーフを使った開放感のある新作が増えている。アイテムで注目は、チョーカーやショートネックレス。既に人気となっているロングタイプのペンダントとコーディネートした提案も多い。
「スワロフスキー」(スワロフスキー・ジャパン)は、パリとロサンゼルスにインスパイアされたコレクション。モダンさとロマンティックな表情を併せ持つ二つの都市のイメージをコレクションに反映させた。グラフィカルなシェイプのクリスタルに、ロサンゼルスをイメージしたパームツリーのモチーフを組み合わせたショートネックレス(5万5300円)は、揃いのロングペンダント(3万3600円)とのレイヤードを提案。人気のクリスタルダストシリーズからは、チョーカーにもバングルにも、ヘッドバンドとしても使えるリボン状の新アイテムを出す。
「イマック」(イマック)の新作は、動物や植物のモチーフが楽しい。クリスタルのオウムが主役のショートネックレス(2万9000円)は、キーカラーのイエローをアクセントにしている。トピックアイテムとして、レースに大ぶりのチャームが下がるチョーカーも出している。
「アレクシア・ナオ」(イマック)は、トレンドアイテムでもあるペンダントを増やしている。ラフカット(1万3000円)やラウンド型(9500円)の天然石が下がるタイプは、2本重ねづけでのコーディネートをすすめている。
「ジルスチュアート」(ヴァンドームヤマダ)は、アクセサリーラインからカットガラスや樹脂製のパステルカラーのモチーフが下がるチョーカー(1万4000円)を出す。フリンジ状のチェーンとのコンビネーションが、甘辛ミックスで新鮮だ。
「チャン・ルー」(チャン・ルージャパン)では、すでに米国本国でチョーカーがヒットしており、17年春夏もイチ押しアイテムの一つとしている。編み上げレザーを使った新作(3万3000円)は、パールのチャームが下がり、リラックス感と程良い甘さを感じさせる。