レディスで16年秋物からはやっているオフショルダーは、この春夏も引き続き提案が活発だ。上の年代ほど取り入れるのが難しいと思われていたが、若いころに肌見せファッションブームを通ってきているから、経験のない今の若い人より抵抗がないのではという見方もある。デザイン次第で広がりを見せそうだ。
「ルーニィ」(アイア)は、20、30代ほど肌を見せることに抵抗を感じ、40代以上の方が、抵抗が少ない傾向にあるという。重要なのは肌の露出の加減。肩や背中周りを出しても、いやらしく感じさせない程度だと問題なく着られ、喜ばれるといい、オフショルダーが大人にも広く浸透することに期待している。
花柄プリントフリルブラウスは、1万5000円。レーヨンの平織りに、インパクトのあるアート風の花柄をプリントした。オフショルダーとのツーウェーだ。無地のオフショルダーのシャーリングプルオーバーは1万3000円。「テンセル」・キュプラ混の天じくで、ドレープ性と滑らかなタッチが特徴。
ルーニィ
「シュガーローズ」(ドリーム)は、純粋なオフショルダーとは異なるが、ノースリーブと合わさったオフショルダー風の「肩開き袖フリルTシャツ」を作った。8900円。インナーのストラップや鎖骨が見えないなど、露出が少なく、取り入れやすくなっている。
シュガーローズ
「レルビエ」(光世)も、オフショルダー風の肩開き袖フリルのジャージーワンピースやブラウスを打ち出す。ベア天じくのワンピースは5900円、スパンサテンのブラウスは3900円。
レルビエ
「K」(同)では、ノーマルとオフショルダーのツーウェーブラウスで、ワンショルダーの着こなしを提案する。日本製の大胆なボタニカルのプリントが特徴。6900円。同柄のスカートを合わせるとセットアップやワンピースのように見える。