「ハレ」が推し活応援 モードとアイドル好きを取り込む

2025/03/06 06:29 更新NEW!


豊富な色数で“推し活”需要を取り込む

 アダストリアの「ハレ」は3月13日から、〝推し活〟をテーマにしたキャンペーンを実施する。アイドルなどを好む新規客を取り込む狙いだ。推しのイメージカラーを選べる限定商品を販売するほか、販売員によるコーディネートの発信も行う。

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 ハレはモードテイストの20代向けブランドで、売り上げに占める男女比は6対4だ。モノトーンの服が多いが、差し色として赤や青などのアイテムも毎シーズン出している。ここ数年、女性客を中心に差し色の服や雑貨を、推し活用に買う客が増えてきた。これを受け、自社EC内コンテンツ「スタッフボード」やSNSでも、特定の色でまとめたコーディネートの提案を強化してきた。

モードな雰囲気の推し活コーディネートを提案する

 キャンペーンでは、定番アイテムからメンズ・レディス各3型を選び、赤、青、緑、黒、紫の5色で企画した。シアーのシャツ(税込み8910円)や、ユニセックスで着られるTシャツ(6930円)などがある。

パントーンをイメージした特別なショッパーも企画(左)、税込み1万8000円以上の購入でノベルティがもらえる(右)

 店頭では商品を色ごとに集積して訴求する。また、全国約30店に、それぞれ担当の色を割り振り、期間中は販売員が自店の色を使ったコーディネートの発信を行う。

 「ハレのモードな〝推しコーデ〟の潜在ニーズは高い」(久保田裕子ブランドプレス)とみて、反響を分析しながら次回以降の企画につなげたい考えだ。

自身も推し活を楽しむという久保田裕子ブランドプレス(左)と企画を担当した原田純ブランドプレス

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