AOKI「オリヒカ」、大阪に最大店

2015/04/23 06:24 更新


   AOKIは、「オリヒカ」業態で最大となる店舗を大阪のなんばパークス・T・テラスに17日にオープンした。新コンセプトの大型店として「オリヒカ・ランドマーク」と名付けた。店舗面積は528平方㍍。オリヒカでは146店目となる。「首都圏、大阪、名古屋の3大都市圏を中心にドミナント化(集中出店)を進め、中長期的に300店を目指す」(青木彰宏AOKIホールディングス社長兼AOKI会長)方針だ。

 同店は限定ライン「表参道コレクション」をはじめパターンオーダーなどオリヒカの商品をフルラインで品揃えする旗艦店と位置付ける。ビジネスマンやキャリア女性が多い立地であることから、スーツをはじめビジネス関連の品揃えを強化し、ビジネスコーナーは標準店の約2倍の規模とした。

 内装は木材などブラウンを基調とした自然の温かみと現代的なディスプレーを融合させ、ロンドンのクラシックなテーラーのイメージとストリートカルチャーのイメージを表現する。レディスやカジュアル衣料売り場は単独ショップのような雰囲気に仕上げて配置した。

 既存の最大店は429平方㍍ほど。今回出店した都心の大型店は「オリヒカのさまざまな要素を集結させ、しっかりとした世界を表現することでファンをさらに増やす」(青木社長)のが狙い。既存店への波及効果も期待しており、首都圏でも同様の形態での出店を検討している。オリヒカ業態は今後もファッションビルや駅ビル、郊外SCを主体に出店するが、路面店や店舗面積495平方㍍規模の大型店の出店も検討する。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事