イッセイミヤケの「バオバオ・イッセイミヤケ」に、17年秋冬も新作が続々登場する。バオバオの特徴である平面のデザインから立体に視点を移し、パネルの配置や色など様々なアイデアでそれを表現している。
一つは、三角ピースの配置を新しく変えたシリーズ。マチのような膨らみなど、より繊細な動きが出る。ショルダートート(5万8000円)やトレンド気分のチェーンショルダー(4万2000円)がある。ベースを従来の黒メッシュでなく、三角ピースと同色にしたシリーズも新しい=写真。全体が一つのトーンであることで、使用中の形がより自然な立体に見える。トート(3万4000円)、ノートパソコンも入る大きなトート(4万8000円)も。
まさに立体のオブジェのようなクラッチ(13万円)は、ゆがみをテーマに作ったもの。マグネットで開閉し、ぴたっと合わさったときにゆがんだ形になる。シルバーとガンメタルがあり、鉱物のよう。また、三角ピースを和の色のグラデーションにしたシリーズ、三角ピースのエッジに鮮やかなラインをプリントしたタイプなど、色の変化を楽しむ新商品もある。