ビームスのメンズカジュアル「ビームスプラス」は、ニット産地の新潟県五泉市で昨年から販売員研修をしている。立ち上げから約25年が経ち販路を海外にも広げ、ブランドの強みを見つめ直す中、国内産地の物作りに裏打ちされる商品の質や販売力に着眼。その一環として五泉産地と組み、今秋の「五泉ニットフェス」にも参画する。
(関麻生衣)
作り手の思い知る
「自分たちの強みは何かをここ数シーズン深く考えている」とは、溝端秀基ディレクターだ。問いに対して出た答えは商品と、ブランドの世界をいかに見せていくか。セレクトショップ発のブランドが独自の世界を作り出す上では、店と商品、働く販売員の接客力が重要だ。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!