改装した新宿のビームスで「ニッポン再発見」

2016/05/02 13:17 更新


 ビームスは新宿の「ビームスジャパン」を4月28日改装オープンした。「日本をテーマに匠{{たくみ}}の技からサブカルチャーまで、服も服以外の商品も扱う」。創業から40年で培った「目利き」の力をファッション以外の分野にも広げて作った、日本の魅力を再発見し、世界へ発信するための店だ。(柏木均之)

 98年のオープン時から、今回の改装まで地下1階~地上7階までのフロア構成はファッションが中心の売り場構成だった。それをメンズドレスのビームスFが入居する上層2階以外はすべて「日本」を切り口にした売り場に切り替えた。

 地下1階は日光金谷ホテルの「クラフトグリル」が入居。全国各地から探し集めた日用品や食品の名品を売る1階は、神社仏閣と温泉旅館の土産物売り場をミックスしたような作りだ。5階にはギャラリーと工芸品を軸にした「フェニカ」の売り場。ウエアもあるが、益子焼などの陶器や民芸品が多い。

工具や道具、食品、飲料まで、47都道府県からの名品を集めた1階
工具や道具、食品、飲料まで、47都道府県からの名品を集めた1階
マニアックな趣味性をフロア全面で見せる4階「カルチャート」
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5階は器や布、日本の手仕事を集めた
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2、3階はファッションのフロア、日本製のウエアやコラボ商品を集めた
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エレベータに設けた売り場案内。フロアコンセプトを日本語と漢字で表している
エレベータに設けた売り場案内。フロアコンセプトを日本語と漢字で表している
「日本を売る」をテーマにメード・イン・ジャパンも増やした
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