ビームスは新宿の「ビームスジャパン」を4月28日改装オープンした。「日本をテーマに匠{{たくみ}}の技からサブカルチャーまで、服も服以外の商品も扱う」。創業から40年で培った「目利き」の力をファッション以外の分野にも広げて作った、日本の魅力を再発見し、世界へ発信するための店だ。(柏木均之)
98年のオープン時から、今回の改装まで地下1階~地上7階までのフロア構成はファッションが中心の売り場構成だった。それをメンズドレスのビームスFが入居する上層2階以外はすべて「日本」を切り口にした売り場に切り替えた。
地下1階は日光金谷ホテルの「クラフトグリル」が入居。全国各地から探し集めた日用品や食品の名品を売る1階は、神社仏閣と温泉旅館の土産物売り場をミックスしたような作りだ。5階にはギャラリーと工芸品を軸にした「フェニカ」の売り場。ウエアもあるが、益子焼などの陶器や民芸品が多い。