蝶理の繊維事業27年3月期 中東情勢悪化響くも増収増益へ 繊維原料や資材販売が堅調

2026/11/02 06:30 更新有料会員限定NEW!


 蝶理は繊維事業で今期(27年3月期)、増収増益を見込む。上期は中東情勢の悪化による販売の停滞や物流などの各種コストアップでブレーキがかかったが、繊維原料や資材の販売は堅調に推移。並行して収益改善にも取り組み、通期は期初予想の売上高1550億円(前期比6.3%増)、営業利益75億円(4.2%増)に届く見通しだ。

(小堀真嗣)

 今期は3カ年中期経営計画の初年度だが、スタートから中東情勢の影響を大きく受けた。強みの中東向け生地販売が停滞し、物流の混乱もあってコストが高騰。製品事業は円安に伴う仕入れコストの上昇で採算が悪化した。ただし、繊維原料はピン仮撚り糸「SPX」などの戦略商材を丸編み用途で拡販し、土木関連などの資材販売も伸び、上期は増収微減益と健闘した。

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