快晴のコペンハーゲンからスタートした25年春夏コレクションスナップサーキットは、オスロ、ロンドン、パリへと続いた。とはいえ、パリの前半は雨続きで多くのフォトグラファーが枕を濡らした。
(ライター・益井祐)
今シーズンのショー会場周辺で最も目立っていたトレンドは、チャームだった。「ミュウミュウ」や「バレンシアガ」から派生したトレンドだが、コギャル世代としては学生時代をただ思い出す。学生バッグのようなスクエアタイプから大きめのハンドバッグ、懐に余裕のある皆様は「エルメス」のケリーやバーキンを思い思いのチャームで飾った。世間はこれまでの小さなポシェットから大きめのバッグにシフトしている。
その一方で「シモーン・ロシャ」のぬいぐるみバッグや「JWアンダーソン」のリアルな鳥、シューズ型のバッグなど、個性派も目にした。