ドン・キホーテ フィンクテクノロジーズと協業

2019/05/10 06:27 更新


 パン・パシフィック・インターナショナルグループのドン・キホーテはヘルスケアプラットフォームアプリ「フィンク」を運営するフィンクテクノロジーズ(東京、溝口勇児社長)と協業し、オリジナル商品を企画・販売している。女性をメインターゲットに機能、デザイン、価格競争力を備えた商品を揃える。

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 ドン・キホーテとフィンクのアンバサダーが共同で企画。アンバサダーにSNSなどで発信してもらい、客の声などを商品企画に生かす。より消費者の目線に近い「等身大のトレンド」を実現する。

 第1弾として3月20日に発売した「アクティブギア」は速乾性やシルエット、機能性にこだわって開発。フィットネスウェアを中心に18種類を揃える。「フィットネスウェアは大きいサイズの女性物が少ない」という声に対応し、S・M・L・LL・3Lを用意した。第2弾として、飲むギリシャヨーグルト「テイクグリーク」(158円)を4月18日から販売している。たんぱく質とカルシウムが豊富なギリシャヨーグルトに着目した。

 ほかにも、機能やデザインにもこだわった女性らしいデザインのハンドミキサー(1680円)やレトロデザインミキサー(2980円)、北欧のデザインを意識したコンパクトポット(1480円)、セラミックフライパン(1980円)など家電から雑貨まで幅広く揃える。

 ドン・キホーテの小田切正一SPA開発本部本部長は「NBをはじめとするメーカーの方々と一緒に取り組むことが基本だが、お客様の要望があっても作れないような商品を私たちで開発することが目的」と話す。今後も、フィンクのアンバサダーの持つSNSを中心としたネットワークを生かし、意見を取り入れながら消費者目線の商品開発を進めていく。

中央上段の左からフィンクテクノロジーズの溝口勇児社長、ドン・キホーテの小田切正一SPA開発本部本部長
「アクティブギア」のフロントジップブラトップ(2590円)


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