「ダブルワークス」秋冬 顔料染めのスウェットを充実

2019/05/13 06:25 更新


 三恵メリヤス(大阪市)のメンズを主力とした「ダブルワークス」19~20年秋冬物は、顔料の製品染めを活用したスウェットトップを充実する。「久しぶりにピグメントダイを活用し、展示会で好評だった」と言う。

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 ラグランスリーブの裏毛スウェットシャツは、顔料染めでビンテージっぽい独特の色合いを実現するだけでなく、脇部分に縫製のない丸胴のボディ、4本針のフラットシーマによる縫製を採用する。

 若年層を狙ったルーズシルエット気味の仕上げで、長袖(1万2000円)と、袖をカットオフ仕上げにしたタイプ(1万1500円)がある。表面には様々なプリントをして、赤や墨黒、ターコイズブルーなど計5色を展開する。

 同様の物作りをベースにした裏毛のプルオーバーパーカは、長袖が1万4000円、カットオフ袖は1万3500円になる。どれもS~XLの4サイズ。Sなどは女性も着用できることから、ブランドとしてここ数年レディス店からの受注も増えている。

 このほか、さがら刺繍を初めて採用し、チェーンステッチによる凹凸感のある表現のスウェットシャツ(1万4500円)などもある。商品はすべて国産。

顔料染めのスウェットシャツ(左)とプルオーバーパーカ


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