ファブリックトウキョウ〝ホワイトフライデー〟を実施

2018/11/15 12:00 更新


 オンラインカスタムオーダーのファブリックトウキョウ(東京、森雄一郎代表)は、ブラックフライデーからサイバーマンデーに合わせて23~26日、“ホワイトフライデー”プロモーションを実施する。

 工場に眠る生地を活用したオーダースーツ「リファブリック」を限定数量で販売し、「安いから買うのではなく、洋服の本当の価値と向き合う機会」を提供する。

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 リファブリックで使う生地は、三甲テキスタイルに眠っていたサンプル生地。1生地あたりスーツで2~3着分程度の量しかないために自前での製品化も難しかったが、カスタムオーダーの仕組みを活用することでスーツとして新しい価値を生み出していく。

工場に眠る生地から新しい価値を生み出す

 生地はツイル(ネイビー、ブラックなど)、ネップツイード(グレー)など10種類。1種類につき3着を販売する。ウェブサイトで購入券の抽選の申し込みを受け付け、後日当選者に購入券を配布する。金額は購入券を得た客が決めることができる。当選発表は28日。

 同社は、適正な価格設定や、商品に関わる人と直接つながること、正当な対価をサプライヤーへ還元することなど、物作りのトレーサビリティー(履歴管理)とサステイナビリティー(持続可能性)の実現を目指している。ブラックフライデーへの参画にあたり、①従来のセールとは一線を画す②工場と連携して本質的に価値のあるものを売る―という観点から、新しさや革新性を連想しやすいホワイトを使ったホワイトフライデーとした。

山積みにされたサンプル生地


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