福島市はここ数年で老舗百貨店の中合、イトーヨーカ堂が相次いで閉店し、中心市街地の大型店が消え、ファッション関連消費の仙台などへの流出が進んでいる。中心市街地ではイベントの強化などで来街者増に力を入れており、一部エリアでは集客増につながる街作りも進んでいる。
イベントで新規客増
福島市の人口は漸減傾向で26万9468人(7月1日現在)。中心市街地ではコロナ下の20年8月に中合が閉店、24年5月には駅西口のイトーヨーカ堂も閉店し、駅周辺の商業エリアが大きく縮小した。中心市街地は駅周辺から東側の県庁通り、上町まで、北側のマックスふくしまあたりまでだが、長年にわたって商店、特に物販店が減少してきた。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!