東急と東京・町田市が共同開発した大型複合施設「南町田グランベリーパーク」内のアウトレット併設のSC、グランベリーパーク(運営・東急モールズデベロップメント)が昨年11月13日の開業から現在まで、来館者数、売上高ともに「当初計画を上回るペース」(青木太郎総支配人)だ。来館者数は今月15日に400万人を突破、売上高は6日に100億円を超えた。
直結する駅や市の公園などと一体化した開発で、買い物だけでなく、体験型・時間消費機能も重視した「テーマパークのような施設作り」が幅広い層に支持され、広域から集客している。食や大型複合映画館などのエンターテインメント業種だけでなく、ファッションのアウトレット店を含む「全業種が好調」だ。
(有井学)