学生起業家のハギ代表2人に聞く、Z世代向けフリマが支持される理由

2025/01/24 11:30 更新会員限定


ハギ代表の岡本萌花さん(左)と山本あかりさん

 ハギ(大阪市)は、入場料が有料のZ世代向けフリーマーケット「リファッションマーケット」(REFA)の企画・運営を主事業としている。代表の岡本萌花さんと山本あかりさんは、起業スクールなどを運営するウィルフ(東京)と近畿大学が連携して開いている起業家の育成を目的としたプログラムで出会い、21年3月に2人でハギを立ち上げた。24年度(25年2月期)の売り上げは4000万円を見込んでおり、26年度には1億円を目指して積極的に事業を拡大している。

 ――起業したきっかけは。

 岡本 出会いは、1年生の春に参加した近畿大学の外部プログラム「近大スタートアップアカデミー」でした。学部も別で、前から友達だったわけでもなかったです。

 ずっと社長になりたいと思っていました。高校では高い評定を維持していたので、どこの大学でも行ける状態でした。いろいろな大学のオープンキャンパスを回ったのですが、近畿大学の「うちに来てくれたら、社長にしますよ」との一言が決め手になりました。起業家育成のプログラムがあることも知っていました。

 山本 起業したいという思いは少しありましたが、在学中にするとは全く想像していなかったです。でも、何かしたいという思いは強かったです。その時にプログラムを見つけて応募しました。

 ――なぜフリーマーケット事業なのか。

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