阪急うめだ本店「気温だけでは足りない」 感情に訴える婦人服MDとは?

2026/02/24 06:28 更新有料会員限定NEW!


6月に投入した秋物が売れた「ブラミンク」(25年8月の店頭)

 〝長く暑い夏〟は26年も続きそうだ。気候変動に対応するため、夏を二つに分けて「五季」に細分化したり、夏と冬の「二季」にシーズン区分を見直して、年間MDを組み替える動きが広がっている。とはいえ、MD見直しが全面的に成功した事例はまだ聞かない。ジャストシーズン企画のMD見直しだけでは「足りない」と考えているのが阪急うめだ本店の婦人服部門だ。気温に対応したソリューション型MDも必要だが、それだけではファッション好きの〝実需〟を満たせないとみて、季節先取りの〝エモーション提案〟の必要性を取引先に呼びかけている。

(吉田勧=大阪編集部)

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ベースのシーズンMDを変更

 同店婦人服のシーズンMDの考え方の変遷は図の通り(25年8月時点)。24年は、夏のセール(S)開始を前年の7月1日から7月19日に大幅に後ろ倒しするとともに、7~8月を「盛夏」とした。24年秋ごろから「夏のMDを足し算する計画」を進め、過半の取引先の賛同を得て、商戦に臨んだ。結果、夏物プロパー(P)売上高が大幅な伸びとなり、7月売上高はPS計で前年比2ケタ増を達成するなど、盛夏MDは好調だった。ただ、「初秋」「秋」と位置付けた9、10月は高気温が続き、冬物アウターが動かず、盛夏MDの販売期間が想定より伸びたことで、低調な結果となった。

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