皆さま、こんにちは。
あっと言う間に4月も半ばですね。花見酒をしなかった一抹の寂しさが残りつつも、新入社員の皆さんのフレッシュさに気の引き締まる今日この頃です。
さて、第3金曜日の定番になり始めた“一味違った企画”です(個人の感想です…)。例によって、新聞の1枚分の紙面の全体を使うページで、今月は「検証」シリーズの第2弾をお贈りします。
(写真は、今回のヒノヤのもの)振り返るのは、15年6月に1面で連載した「点描インバウンド」。爆買いブームに沸いていた当時ですが、少しずつファッション消費には変化が見られることに注目した記事でした。
この連載から約3年。小売業にとって、免税売上高の重要性はますます高まっています。
その内容の変化について、連載に登場いただいたお店に再度、取材してまとめました。お店のリアルな手応えとともに、いくつかのデータを含め、“インバウンドの今”を見つめる材料になればと考えています。
一般的に、「モノよりも、コト消費」と言われますが、今回の取材からは、海外から日本へ旅行に来られる方々が、お気に入りのファッション店で「コト消費」を楽しんでいる様子が伝わってくるようでした。
この検証シリーズは今後も随時、掲載していきますので、ご意見・ご感想のほか、過去の連載などで取り上げてほしい記事などご要望を、kensyo@senken.co.jpまでお寄せいただけましたら、幸いです。どうぞ、よろしくお願いいたします。
また、来月も第3金曜日にお会いしましょう!
わかさ すみこ:総合1面デスク。92年入社、東京営業部配属。95年から大阪編集部、テキスタイルトレンドなどを担当し、2010年から商品面デスクとともにファッショングッズ分野などを受け持つ。北海道出身。これから、デスクのひとりごと的レポートを始めますので、よろしくお願いいたします。